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何か思ったことがあれば

エンジニアとしての"点滅の跡"

お久しぶりです

 

 

今回、私のバンド

さらばルバート、空を飛ぶのひっさしぶりのアルバムがようやく7/20に発売です。

10曲入り。

 

「点滅の跡」

1.何何何でも

2.ドドンパ・ドンパ先生

3.ドドンゴ・ドンゴ太鼓

4.ブラック・アウト

5.似非

6.グレイトバトル・ヨコスカ

7.クレイジー・スタイル

8.オインゴ・ボインゴ兄弟

9.待って、待って、待って!

10.殻の中、散弾銃

 

 

こんな感じです。

 

クロスフェードのトレイラーはコチラ。

youtu.be

 

7/20の渋谷乙での自主企画「点滅の跡」から発売開始です。

 

 

そんな感じなんですが、曲の内容についてはまあCDを聴いて頂くとして、

 

 

すべてのレコーディング、ミックス等もしましたのでそちらを書いていこうかと思います。

 

―以下長い上にマニアックな内容になるので興味無い方はご注意―

 

今回はGreen Room Studioというところで録ったのですが、かなり狭めの部屋で、なるべくタイトめな響きで録ることを意識しました。

ドラムのマイキングはこんな感じ。

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 ドラムは全てやぬ君の持っているセットです。

 

BDはD112とATM25、アタック用に57と、割と色々ミックスさせながら曲によってミックスバランスでカラーを変えました。

BDとSD、それとTOPのLRにはコンプをかけ録りしました。BD、SDは割とガッツリ。TOPは確か-2db位。

 

峰のギターに関しては概ね

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こんな感じとか、アンプを入れ替えてSM57とC214で録りました

 

が、結局使ったのはすべての曲でSM57のみ。

やっぱり王道で馴染みが良いですね。

 

ちなみに僕のギターは、アンプ録りとラインで録ってアンプシミュレーターと半々位です。ハウリングとか、ペダルエフェクターのニュアンスがどうしても欲しい時はアンプ録りでしたが、やはり諸々アンプシミュレーターで録ったあと微調整していけるのはとても良いです。使ったアンプシュミレーターはすべてGuitarRig5。

 

ベースも全てライン。

田中さんの持っている素晴らしいDIを使ったのですが、そちらについては多分田中さんが書いてくれると思うので…。

 

歌録りはこんな感じ。

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C214で、コンプかけ録りしてます。(写真ではついてないですがちゃんとポップガードもついてます)

リフレクションフィルター、結構音変わるのでおすすめです。

 

 

さて、ミックスですけど

 

 

ドラムに関しては何種類ものコンプを試行錯誤した結果、やはり王道のwavesのGChannelを全てにかける事になりました。どの曲でも必ず全てのトラックにはGChannelが最初に刺さっています。

やはり王道なものとは優秀なので王道になるのですね。

それとは別に大活躍したのが、 Kramer Master Tapeでした。

こちらも、スネア単体や、ドラムのステム、またVocalやトータルトラックにもかかっていて大活躍でした。

 

ベースはラインが見え、かつ低音が豊かになるようにかなり色々なアンプシミュレーターやプラグインを使って見ました。

基本に立ち返ってEQ処理とコンプを丁寧にするのはやはり大切ですね。

 

ギターは基本的にはアンプ録りのものにはコンプとEQ処理、あとは空間系。

基本的にはアンプの時点ではドライで録って後でかけます。その方がなじみだったり、Timeの調整やブレイク時の処理をしやすいので。

 

ボーカルに関しては、もちろんコンプ処理もEQ処理もしますが、Vocal Rider様々です。

あのプラグインだけは出た当時単体で買った位重宝してます。

結局オートメーション処理で微調整はするんですけどね

 

あとは…よく使ったプラグインとしてはQ10、Rverb、Doublerあたりのやっぱり王道所でした。変わったプラグインといえばGuitarRigの中のプラグインをよく使った位でしょうか。

と、いうことでこのアルバムはほぼwavesプラグインで構成されています。逆にいえばwavesさえあれば、波形処理等の下処理を丹念にすればある程度色々イメージ通りには行けます。タムとかはゲートかけずに、鳴ってる所以外は全て波形をカットしてます。

 

曲ごとにはかなり自分の中でカラーを決めて、ドラムトラックをコンプ多めにかけたり、テープシュミレーターに大きめに突っ込んだりして暴れさせ具合とか色合いをかなり変えました。

アルバムトータルでみると、綺麗めな音作り、というよりはミッドローがしっかり目に鳴る骨太なアルバムになったかと思っています。

 

マスタリング…については

LogicProXで行っています。一番パンチのある出音は持っているDAWの中だとCubaseなんですけど、パンチというより一番しっかりした出音のLogicを選びました。

書いていなかったけどレコーディング、ミックスはPro tools。

個人的にはPro toolsのバージョンが未だに9で、出音がそんなに好きでは無いのと、仮バウンスとかしたいのに毎度リアルタイムバウンスしかできないのが嫌です。もうバージョン上げます。

色々コンプやらテープシュミやらEQやら通ったあと、マキシマイザーの最終段階はAOMのINVISIBLE LIMITERです。これを超えるマキシマイザーは今のところ知らないっす…。

 

 

こんなもんです。やっぱりこういうこと書くと長くなりますね。

色々な苦労を経てアルバムは完成しました。録音開始が4月とかだったので3ヶ月ですね、長かった…。

もっといえば前作ったアルバムから4年です、もっと長かった……。

 

デザインもフォトショで作ったのでまあ、CD手にとって見てくれると嬉しいです。

写真はホリケンさんがアー写撮影の時に一緒に撮ってくれた写真から使いました。

 

 

さて、それでは7/20をお楽しみに願います。

曲の内容とか、歌詞の内容とかは、まあ色々思ってくれれば良いです……。

 

じゃあ、最後にお口直しに数年前に撮った田中の写真貼っておきますね。

 

(ちなみに右は前のギター)

 

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それじゃ。。。。。。

 

※(追伸)

わたくし、イロハオーケストラという自分のオーケストラでフジロック出ることになりましたよ、

よろしく